合格率からW合格の難度を推測

特に初学者の方には、日商2・3級の同時受験に敷居の高さを感じてしまうかもしれません。つまりそれは、その難度を認識していないからではないでしょうか。そこで、日商簿記検定試験における直近の合格率を確認してみましょう。

【日商簿記検定試験2・3級合格率】

開催回

受験級

申込者数

受験者数

合格者数

合格率

138回(H26.11)

2級

70,235人

54,188人

14,318人

26.4%

3級

110,602人

86,659人

33,363人

38.5%

137回(H26.6)

2級

54,773人

40,330人

13,958人

34.6%

3級

101,574人

78,726人

37,824人

48.0%

136回(H26.2)

2級

73,679人

55,960人

23,254人

41.6%

3級

99,368人

75,049人

30,690人

40.9%

135回(H25.11)

2級

77,760人

60,377人

13,601人

22.5%

3級

119,736人

93,781人

45,045人

48.0%

134回(H25.6)

2級

58,206人

42,703人

5,920人

13.9%

3級

110,190人

85,585人

29,025人

33.9%

日商簿記試験は年間3回のチャンス

上記のとおり、近年の合格率は2級が20%後半~40%前後。3級が30%後半~40%後半で推移しています。

この数字を見て「私には無理!」という方はいるでしょうか。2級でも常にほぼ3割程度の人が合格するわけですから、2・3級の同時受験が学習すら考えられないというほど難度の高い試験であるとはいえません

また、開催回を見てもわかるとおり、日商簿記試験は年に3回実施されるチャンスの多い試験です。1回不合格になったとしても、行政書士や宅建のように丸1年次の試験を待たなければならないというリスクはありません。

もちろん、ナメても良いということではありません。例えば簿記の基礎知識を問われる3級は、集中して学習できれば2週間もあれば取得可能な難度にも関わらず、50%以上の合格率となったのは直近の5回でも121回のみ。

つまり、簿記の基礎中の基礎すら理解せず試験に挑む人もいるということ。そんな状態では、2級はおろか3級の合格すら実現できるはずはないのです。

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